
依然かせき強め(笑)
いやーこの爺の秋の東京バビロン登頂記も第三回になってしまい、オラもその記憶と興奮が薄れてきてしまいそうなので、とっとと書いちゃう!なんてったって、今回の主な目的は野菜をロボさんのお店OMIYAGEの店頭に置くということなのでありまして、ただただ痛飲しに行ったわけじゃないんだよね(笑)
と、書いたところでさっそく話の筋から外れたところから始めるけれど、前日ライブが下北沢だったのね。北口の方に出ちゃって、もう全然変わってて全くわかんなくなってた(笑)ココハドコデスカ?遊歩道の意味がわかりません。だけど現代人であればささっとスマホで動じることなく目的地に行けるわけじゃん?俺、もうそっから遅れちゃってるからさ(笑)えっ?なんで音声ナビと矢印の方向が違ってるの?どっち信じればいいの?とかさ(笑)
三年前や五年前に感じなかった感覚。嗚呼、俺、もうギリで世の中に引っかかってないな。もちろん世の中の先端であったり中心である必要はないんだけれど、もうちょい頑張ってギリ引っかかってないとさ。新しいことや知らないことに対する頭の体力ってのかな?それがちょっと落ちて来てるなって感じましたよ。これも同じルーティンで暮らせちゃうここの弊害。だと俺は思う。
爺は頑張る!もうちょっと。
ま、自然の中で暮らしてる方が気持ちはいいんですけどね。だけど、都会の人は、広い大空とおいしい空気に囲まれて、田舎の人はのんびりとニコニコしながら暮らしてると思ってるでしょ?俺、仕事で隅々まで人を見る機会があるけれど、実際はそうでもないよ(笑)むしろ逆。都会の人の方が体力あるし、イキイキしてる人が多いなって感じてる。やっぱり都市生活は日々切磋琢磨せざる得ないってことなんだと思うけど、やっぱり動物として若干ストレスがある方が、生体機能にとってもいい。と言うのが俺の持論。ま、なんつーか、結局その人次第だな。真っ青な空の下、死んだ魚の目をしても暮らせるし、ドブ川の横で天使の目をしながらも暮らせるってことですよ。人間ってのは。
いやーまた関係ないこと書いちゃった。長文警報だべさ(笑)
で、そうそう、ライブの後、TGの家に泊めてもらって武井家全員と再会。いやーこの家いつ来てもいいバイブスてんこ盛りだわ〜。で、オラ、今回のバビロン視察で一番驚いたことがあって。ヨシの長男くん、ナンバーガールが好きなんだってさ。ヨッ!ハナシアウ〜。特に詞が好きなんだと!じゃ、コアなロックファンかと言うとそうではなくて、自身はハイパーポップという、爺もよく分からんが、完全に新しい音楽の形態にどっぷりハマってて、つまり完全にジャンルレス、タイムレス、国境レスで同じテーブルに全部載せちゃう世代なんだよね。なんか爺までウキウキするその新しいセンス。で、金髪で英語ペラペラ、武道もたしなむって。どんだけ〜!(笑)流石はバビロンZって感じ。
で、いよいよ話は次の日。秋のOMIYAGE収穫祭までやってまいりました。

東京で見る我が子たちはいつもよりビジュアルの圧強め(笑)に感じる。ワイルドだお。テキトーって書いたのは計りを持っていくのめんどいから、スーパーで大体1キロはこんな感じって見て、その記憶頼りという(笑)
とうとうキタね。爺はずっとこういうことがやりたかったし、やってきた。野菜と写真、野菜とイラスト、野菜とミックス、のひとつの完成形かな。野菜とロボット。合わせると、また違うストーリーが生まれると言うか。えっ?全然わかりませんけど〜?って? ネバーマインド ザ ボロックス。おめぇなんか知らねぇよ!(笑)かつての、ラップとデザインという二人の作品のコラボは、二十年後、お店と野菜という華麗な進化を遂げた(笑)これもまたストーリー。ライフストーリー。
わざわざ集まってきてくれた人たち、友達、本当にありがとうございました!爺は幸せ者でございやす。その人たちと顔見て会話して野菜を包む。最高に楽しかったね。自分の愛情全て注いだ野菜が友達の口に入ること。もちろん最高!だけどもっと最高なのは、ただ通りがかったおばあちゃんとか。あら?じゃがいも?なんかよくわからないお店だけど、ちょうど切れてるから買っていこうかしら?的な展開。OMIYAGEは八百屋ではないし、俺が何者かも分からない状況で、手にしてくれた人たち(多くはないが)俺の裏の菜園で育てたごくわずかな野菜が、赤の他人の世田谷のおばあちゃんの口に入るってちょっとした奇跡だと思うんだよね(笑)そこはそそらずにはいられない。
で、おばあちゃん、いや〜あの得体の知れないじゃがいも、なんだか美味しかったわ〜、だけど普段お野菜置いてないみたいだし、また食べたいわ〜。なんつて一年悶々としてて、来年たまたま野菜売りに遭遇なぞしてごらんなさい!あっ!あの幻のじゃがいもだわ!って、小躍りしながら向かってくるわけじゃない。それもストーリーじゃん。
以上、爺の妄想でした(笑)Kちゃん、三ヶ月に一回ぐらいで来たらいいじゃん!なんて言われたけど。
こらこら、オラは二毛作じゃないど!(百姓ギャグ)
黒ニンニクも大変好評でございました。フリーでみんなに食わせまくったった!DAUのミットくん(一緒に収穫祭に参加していた人)のお墨付きを頂きました。この人は昔、自然食品系?のお店の野菜売り場担当で、それに加えて黒ニンニクは自分で買ってたり、自分で作ったりしてると言ってたけど、ミットくん曰く、Kちゃんの黒ニンニクすごいよ。ものすごくシャッキリする。自分で作ってもああはならない。こう言ってるミットくんの瞳孔が完全に開いてたからな(笑)多分この人はお世辞言ってるんじゃないなと。自信になりました。
持っていった我が子たちは無事に全員引き取られ完売。そのために何人かにはごめんなさいしたけれど、こういうのは少なめだからいいの。たまにやるからいいのよ。だけどね、野菜の代金、きっちり飛行機代になりました。来年もよろしく。あと山下さんのミックス、OMIYAGEに若干置いてありますので、聞きたい方は是非。最高です。
その夜の代田橋もアツカッタ!ホーミーがどこからともなくわんさか湧いてきて、また爺さん痛飲しちゃった。どんだけ呑むんや!

人間飲むとやることに勢い出るじゃん?またまた、俺、勢い出ちゃって、ロボさんの隣の本屋さんに藤原新也の「東京漂流」置いてあったのね。誰かに読んでほしくて、それ買って、誰でもよかったんだけれど、目に入った金髪の青年にあげたの。全然知らない人。はいあげるって。俺のバイブルって。勢いあるよね。青年キョトン。
爺が若い頃、なんかいつも悶々としてたというかイライラしてたというか。パンク的に書くとFUCK SOCIETY的な(笑)日本社会ってさ、大きな声じゃ言えないけど、ペラッペラじゃん?でもその感覚、人に話しても通じるとも思えないし、ましてやその頃は、まだあのクソダサいバブルの残り香がまだありまして、そんなこと眉間にシワ寄せて言う空気じゃなかった。俺、病気なんじゃないかって思ってたよ。なんで俺だけ楽しくないんだろって(多分周りには楽しそうに見えてたと思うし、楽しい瞬間ももちろんあった)そんな時にたまたまこの本読んで。ひとことで言うとすごく救われたんだよね。あ、俺、イライラしてていいんだ。イライラしてていいだお!そういうスピリチュアル的なことじゃなくて(笑)この社会にはイライラして当然な素地があるって、ものすごくわかりやすく書いてあったのよ。だからほんと自分にとってのバイブルなんですよ。
あの本、あの青年読んでくれたかな。多分読んでないな。厚いしな。
ところがSOOさんのところに連絡きたらしく。
東京漂流面白いです!
僕が思うフラストレーションやモヤモヤが見事に言語化されています!
久々に良いものに出会えました。
すーさんとK5さんに感謝です!
ですと!完璧!願わくば、すーさんとK5さんっていう順序じゃなくて、K5さんとすーさんっていう順序だったら尚完璧でした(笑)
代田橋楽しかった!井の頭線じゃなかったんだね。勘違いしてた(笑)
えーっ!ここまで書いてまだ登頂出来てない!次回こそ登頂します。
つづく(泣)
今回のミックスで好きな曲いくつも出来たけど一番最初に引っかかったのはこの曲だな。動画探したらこのライブ。何コレ?めちゃくちゃかっこいいやないけ!