
インフルエンザになちた。
体温計がポキリと折れ脇の下につきささってしまう恐怖と戦う日々でした。
昔から時代劇で何故かすごくそそるシチュエーションがあって。
「木箱かよ!」っつーくらいの枕で寝ているじっちゃんが汗だくで熱にうなされてる。
すごくくるしそう。
その横では女の子がタライにてぬぐいを浸してはせっせとじっちゃんのおでこに。
お金がないからじっちゃんに薬をかってあげられない。
こんなことしかしてあげられない。神様どうかじっちゃんをなおしてけろ。
しかし看病疲れから、いつしか少女は寝てしまった。
朝、スズメの声。タライのはった水に反射する光で少女は目を覚ます。
あっ、わたす、ねてしまってたんだ。。。
朝の光にやさしく包まれたじっちゃんの顔もすっかり穏やかに。
じっちゃん、よかった。熱が下がったんだね。
じっちゃんの額に手をあてると。
しっ、死んでる。。。
++++北海道PLAINJAPふるさと通信員++++