ふきのとうの写真とは我ながらずいぶんと素朴。
話とんで、そうそう僕ですね、知っている人は承知してると思うんですけど、
話をしていると、会話がびゅんびゅんとすっ飛ぶらしいんですよ。
最近は特に酷くてムラが心配するくらい。
会話の流れとか、そういうのがなくなってるみたいなんですけど、
自分では繋がってると考えてて、
それはいらないものとしてハショッてるんですけどね、その度が過ぎてるみたいで。
つまり、唐突に唐突なことを言う人になってるみたいなんですわ。
長いつきあいのカトキチでさえ置いてきぼりにしているらしく、
その度にムラが、
「おじいちゃんは、これこれこういう流れでこういうことが言いたいのよね?」
「んだ!」
なんて塩梅に、ちょっとした通訳役をするのですが、
おじいちゃんの笑顔の内心は、その説明必要なのかよ!じれってー!
なんて思ってましてね。
たぶん、頭をかなり偏った使い方をしてる弊害だと自己診断しているのですが、
確かに最近は「もののしくみ」とか「せつめいしょをよむ」とか「じゅんじょをおぼえる」
とか「ひものむすびかた」で」あるとか、
なんかそういう類のことがどんどん苦手になっている気がするんですよ。
じゃ、どっかが引っ込んだ分、
どっかがでてきているのかと言うと、それも思い当たらないという。
ほほ。
あーでもね、カトキチも言ってたけど、
音楽にしても写真にしても人の発言にしてもね、
ここ最近、昔よりもう一歩深いところで理解できるようになってきている気はするな。
あーこれはこういうことだったんだ!的な。ほんと、ここ最近。
たぶん、ひとつの情報に対する食いつき方が、よくなってるのかなぁ?わかんないけど。
そんでまた話すっ飛んで、昨晩ポニョを見に劇場に行ったんですよ。
馬鹿にすんでねぇど!富良野にだってポニョぐらいくるんだど!
今、誰か「今、ポニョ?」って言った?気のせい?
まー僕は、全然興味なかったんですけど、
ムラが見たいっつーもんで、夜、車飛ばしましてね。
感想から言うと、
「意味不明」であるとか「いっちゃってる」などの前評判とは全然印象が違ってて、
すごく普通に小気味の良い素敵な映画だったんですよ。
考えるようなところはひとつもなく。
ここで話が戻る!
「まぁ、おじいちゃん、素敵!」 誰か、言って、言って!
なんで普通につるっとすんなり見れたかを、かんがえたときにですね、
僕の頭のテンポとかなり近かったからだと気づきまして。
つまり、流れとか理由とか「そういうの、あっちイケー」的な自由さがありまして、
例のじれってー部分が皆無だったんですよね。いらない、いらない、そんなもん!
そんで、個人的にそのハショり方にものすごい親近感をおぼえましてね。
だから凄く小気味よくテンポよく感じたんだと。
予想通り、お客さんは子供が多かったんですけど、釘付けでしたよ。
そこで、また気づいて。
あー、つまり、俺の頭は幼児化してるんだなと・・・ハッキリ判明した夜だったわけです。
ま、いいさ。幼児上等。
宮崎氏も会話がびゅんびゅん飛ぶ人だったら笑えるんだけど。
++++DSK++++