

我が家のパターンとして、俺がいざ始めようととするタイミングで、横からムラがゴニョゴニョ言い出して。なんで今更そんなこと言うの?そう思ってたならもっと早く言ってよ!オラがイライラして逆に突き進み、終わってみて、嗚呼やはりあの時冷静にムラの言ってたことを一度検討するべきだったべやと、うなだれ後悔する。
というパターンがある。
今年のニンジン。これも前日からオラ一人で畝作って、さぁ種撒くぞっていうタイミングでムラがゴニョゴニョ言い出してさ。なんでも畝幅が狭くない?とのこと。いやいや、今日種蒔いちゃいからさ〜今頃そんなこ言うなよ。ちゃんと測ったから大丈夫だよ。測ってないけど。
結局、いまそのことを非常に後悔しているわけであり(笑)
おかしいよなぁ。ちゃんと測ったんだけどなぁ。測ってないけど。条間変わらないで畝間狭いとニンジンの肩が出ちゃうのよ。で、今は暇があったら、肩の出たニンジンに土をかける日々なのであります。肩が出ると赤くなるのね。ただ他の野菜と違ってその部分の味が変わったり、腐りやすくなることはないとのこと。最悪赤くてもいいっしょ?
ハネモノ(モ)マーケットは、今や、いかにこのブログオラの書いてたことがハッタリだったか、または真実であったのか追体験するため、そのためだけのものでありまして(笑)だから肩の赤いニンジンが取れました!箱を開けたら、おおっ!なるほど肩が赤いニンジンだ!こりゃ傑作だ!愉快!愉快!みんなしあわせ。お父さんも笑ったよ。お母さんも笑ったよ。みんな笑ったよ。
そういう特化の仕方(笑)だから市場の原理は全く関係ないのね。ネコのションベンで育ったニンニクとか(ウソですよ)
だから赤いニンジンも入れるし小芋も入れると。今年はもうこの段階で小さいボリュームで言い訳流し始めてます。
でもところがです!今年の野菜は形は小さいけれど味はいい感じがするのでありんす。ニンニクはパンチが戻ってきた。芋も試しに掘ったんだけど、めちゃくちゃ不作で(笑)一個の種芋に三つぐらいしか出来てないの。今年は芋だけの注文は多分無理です。で、ところがなんだけど、味はめちゃくちゃ美味い。ムラが俺に黙ってこっそり抜いて黙ってカレーに突っ込んだんだけれど、変装してお忍びでラーメン食べに来ている売れっ子女優みたいな。隠れてるつもりがオーラが隠しきれず目立って目立ってしょうがない的な。ふつーにカレー食ってたんだけど。
何!この芋は︎ めっちゃなめらか。
「ぼへみあ〜ん!」
歌っちゃったもん(笑)俺は感激した時はいつもコレ。この芋を作った奴を今すぐここに呼びなさい!あ、俺だ(笑)
で、このニンジンも今の段階でこの太り方って今までにない感じでさ。食ってたらなんかやっぱり美味いのね。甘みがあって。で、なんでかなぁって、この春にやったことを思い出すと、ムラがこの春に「土と臓器」って本を読んでから、我が家は空前の「菌」ブームが来ておりまして(笑)
つうか、俺はその前から「菌」を先取りしてて。へへ〜んだ!(あほかおまえ)だいぶ前に書いたけど、「熟睡できている期間はうんこもインスタにあげたいぐらい立派であるという法則」というのを発見して、整腸剤ボリボリ日常的にに食べていたのね。つまり「菌」って人の精神的なところまで影響しているのよ。これは俺の持説でエビデンスなんてナシな。
で、その本に書いてあることと言えば、やはり「菌」はものすごく大事なんですよと。食べた食物を大腸に取り込むのは全部「菌」の仕事なんですよと。で腸の中で行われていることの裏表ひっくり返すと、そのまま野菜の根と土の関係になるんだと。根に栄養届けているのは微生物つまり「菌」であるというわけ。
であるからにして、この春の土作りはこの「菌」着目してやった。米ぬかを筆頭に畑の資材として使われている「菌」も数えきれないくらい多種多様にあるからそこはテキトーに。あと「菌」の食べ物である有機物もふんだんに混ぜ込んで。土の中がどうなっているのかなんて知ることなんて出来ないけど、これやると良さそうだなとか、勝手に色々想像するのって面白いよ。実際土は良くなっていくし。
干ばつの時期はかなり暗雲たちこめたけど味は逆にいいかもしれないかもですぅ。
以上現地レポでした。
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