

今年だら暖冬つーことなんだけど、最近はややまとめて雪が降ったりして、やっと少しはぴっとしてきたもな。
ところで、上の「今年(だら)」の(だら)の部分。
これがかなり道産子の訛りのハードコア部分でありまして、道産子同士の会話でも(だら)を使うと、おまえさんも、結構イッちゃってるね!という冷やかしが入る。「だら」かよ!的な。
たとえば「おまえ、全然つかえないじゃん!」
これを年齢層高めの道産子が言うと「おまえなら、ほんと、どうもこうもならんもな」となる。
これをもっと訛りをきつくすると「おまえ(だら)ほんと、どうもこうもならんもな」となるわけ。
たいした違いに思えないかもしれないけど、実際に聴くとすげぇ耳を攻撃してくるよ(笑)つまり(だら)を使ってる奴はかなりの強者(耳毛アリ)。逆にこれからさこっちに移住の予定のある人は、最初から躊躇なくこの(だら)を使ってみることをオヌヌメします。一瞬でコミュニティーの一員として受け入れられることでしょう。そしてビッグマンで何回か潰されて北海道移住を身体で感じると(笑)
ところで、ぼちぼちの更新なのに毎回代わり映えしなくてごめんね〜。
でもしょうがないんだよ。配達員は毎日ほとんど一緒のこの景色の中を走って、帰って来て220mlの焼酎を頂いて、寝る間際にとんとん(しっぽの付け根をとんとんする)をしてもらいたくて枕もとによってくるクロに「とん、とん、とん、とん、と〜ん!」と言いながら(それも気がふれてしまったかのように元気よく!)10回とんとんしてやって寝るだけの生活なんだから。
最近自分で気づいたのが、毎日同じポストの前で必ずしょんべんがしたくなってるんだよね。そっから先はちょっとずつちびりながら配達しているというのが現状なわけですが、これってすごくない?それぐらい毎日一緒なんだよ(笑)
時間はもちろん、いつどれぐらい何を飲んでいるのかなんて、全く同じにしようと思ってないのに、毎日どうしても一緒になっちゃうんだよ。だけどそういう暮らしが自分には合ってるみたいよ。
昔はよく「ドラマに出てくるようなやり手の上司」なんてかっこいいな〜なんて思ってたわな。毎日にがエキサィテングでハプニングの連続、だけどそこをアイデアと決断力で乗り切る的な。
「よしわかった!その案件は一時ペンディングして、急遽7人で対策チームを作れ。今日の5時半からミーティングをする。おっとその前にシャシャミンを仮おさえしとけ、えっ?シャシャミンは今、ロス? スポンサーへの時間稼ぎのためにプレゼン用の適当なムービー作っておいてくれ あとは俺がなんとかする」とかなんとか。
ぽわ〜ん(バリバリやれてる自分を想像)
でもこの歳になって思うのは、俺、全然そういう類いの人間じゃなかった(笑)俺の暮らしにハプニングは要らない、全く(笑)毎日、同じでいい(笑)
考えてみたら「飽きた」って感覚が昔からあんまないんだよな。たとえば仕事が<シャーペンをカチカチ出して、全部出たら押して引っ込める、それを一日中、一生やる仕事>だったとしても、俺、苦もなくできると思うよ(笑)飽きない自信あるもん。そういう生まれもっての、なんつーの?「SLAVES気質」つーの?(笑)そういう所が自分にはあるからさ、ま、満喫してますよ。代わり映えのしない冬を。だけど、代わり映えのしなくたって、年末と年始がふつーにおくれるというのは幸せなことなんだぞ!なんて自分に言いきかして、今晩くらいは久々に思いっきり酒呑もうかな。明日、早いけど。
下の写真は配達ルート最後のデザートS字コーナー。ここ超気持ちいいんだ。
ミナサマヨイオトシヲテキナ。