
たとえば都会では、たった1週間さえ、
財布から一切お金を出さずに暮らすことは難しい。
というより死んでしまうかもしれない。
都会と書いたのは、
田舎は知恵をつかえばもしかして生きていけるかもしれないから。
いや、確実に生きていける。
「おまえ一体どうやって食っていくんだ?」と聞かれて、
「いや、納豆とか。。。」とは答えない。
要は食っていくことは稼ぐこと意味して、そしてそれを使うことを意味する。
とにかく、人間は通常生きていくことに必要なものは全て、
一度お金というツールを介さないことには手に入れることができない、
という、いつのまにか存在していたルールに沿って皆暮らしている。
だからお金がなければ生きていけないとみんな言う。
正論!
もし居酒屋で隣の人達が
「お金がなければ生きていけない」なんて話していたなら、
ビートきよしバリにうなずきさえすれ、異論を挟むこともないし、
むしろ何をあたりまえのことを言ってやがるんだ?ってなるでしょう。
だけど、本当はそうじゃないんだよね。
実は生きることと、お金って何の関係もない。
だって、ここだけの話、これは内緒だけど、
人間以外の動物はお金使わなくてもちゃんと生きてるから(笑)
すんごいですね〜(所 ジョージ)
お金が食べられて、なおかつ栄養満点だって言うなら話は別なんだけれど、
元々は取引を便利にするために作られたただのツールで、
何の意味もない紙キレなんだ、実際は。
したがってものすごく萬札は輝いてみえるけど(笑)それ錯覚なんです。
勝手に紙キレにストーリーを人間が<盛ってる>だけだから。
とはいえ、この場で萬札をライターで燃やすこともできないけど(笑)
お金を祖末にする人はいけません。と僕は教育されています。
だけど。
そんな盛られた紙キレであるお金を使うことのみによってでしか、
人は生きていけないという認識は、実はトリックというか、
個人的にはある時からとても変に思えたし、
またそれに加えて順序があべこべな状態、つまり、
稼いでそれをじゃんじゃん使ってさえいれば、
逆に生きること自体についてはおなざりになってもいいという風潮は、
なんだかとても危なっかしいなと。
単なる紙キレを心底信じ込んでしまうのは、かなりさべーよ、さべー。
いつか裏切られちまうぜ。
その感じにビビって逃げ出したというのが、
ここに来た大きな理由なんですけれども。
やっぱりお金って大事なんだよね(笑)大事、大事!当然ここでも。
いや、気がつかなかったな〜(笑)
いくら「お金と距離を置きたいからここに来たんだ」ってホザいたところで、
健康保険だってガソリンだって高いじゃん。アマゾン大好きだし(笑)それに、
時給890円とか910円とかで働いてみないさいな。
めちゃくちゃ萬札に重みが出ちゃうから(笑)
レジでお金を出すときだって、涙目だよ(笑)
つら〜っ頭の中では働いているときの緊張感思い出すもな。
やっぱお金大好き!!
そんなわけで6年ここで暮らすうちに、
すっかりここに来た初心を忘れていたんだけれど、
昨日だかの日銀の金融大緩和政策とそれに翻弄された市場を見て、
俺、全然経済詳しくないけど、ピンときたね。
これはつまり心中じゃないっすか?
完全にバブル。お金がお金を生んでいる。しかし、
紙キレが紙キレを生んでも、それはどこまでいっても単なる紙キレなのであって、
もう好きにやらしておけよというお話で。
しかしその茶番の中にとんでもないものを内包している気がして、
一気にここにきた初心を思い出したというわけ。
俺、もうちょっと生きることを一生懸命考えてみる。でもバイトはやめない(笑)
故に。
新日銀総裁様ありがとうございました。
++++北海道PLAINJAPふるさと通信員++++
posted by Admin at 23:06
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