
tentomuzik am/rec
これね、tentomuzikって人達で元々は「てんとうむし」って読むんだけど、
なんでも名付け親は酔ってたときの自分らしい(忘れてた)
でも「テントミュージック」
ちょっと捻って「点とミュージック」もかっこいいし、
「(お)てんと(さま)ミュージック」も割りと離れてない。
この人達、実はダウというカトキチが仲間とやってるグループの
ワタルくんとミットくんなんだけど、なんだろ?
例えるならジョニーロットン抜けた後の、スティーブジョーンスとポールクック?
ざっくり言うと、杉並のザ プロフェッショナルズ的なものと考えてもらえると、
わかりやすいものも、かなりわかりにくくなる。
音の方は、簡単に言うとハードコアがはじまる前のUKサブスとか、
スティツフリトルフィンガース辺りの音から、
がっつりとフィッシュアンドチップス感と黒ビール1パイント感をそぎおとして、
抹茶アイスをトッピングしたその味を完璧にデジタルデータ化したもの、
いわゆるアンビエントミュージックと呼ばれている音です。
アンビエントミュージック、それは、
ブライアンイーノ曰く、聞くものじゃなくて聞き流すものだそうですよ、流石言い得てるわ。
あと断じてヒーリングではないそうです。ヒーリングはなんかもっと俗っぽいもんね。
ま、本人達へのいやがらせとして、満面の笑みで、
「本当にリラックスするいいヒーリング音楽ですね」って言うのはアリだと思う(笑)
これね、じぶんが一番いいなと思ったのは、
全部午前中に録音したものなんだって!だから「am/rec」あら!素敵じゃない!
そこが一番革新的だなって思った。
だからもしライブするんだったら、早朝とか朝にやりたいって言ってたな。
お茶会っていうかそういうノリで。
ジャケの写真は友達で、デザインは俺がやったんだけどさ、撮影のうらばなしが超ウケた。
写真が送られて来た時点で、おもしろいかっこだなーと思ってたんだけど、
そのことを本人に聞くと、なんでもこれ船乗りってことんなんだと!わかんねーよ。
なんでもワタルくんに「ベニスに死す」→「船乗り」っていうキーワードが突然降って来て、
そーしてもそれから離れられなくなったみたい。
横浜港をこのかっこでうろうろ撮影中、無謀にも停泊中の船に乗り込もうとしたらしい。
「俺たち見てのとおり船乗りなんですけど載せてくれますか?」って甲板に居る
本物の船員に言ったら、どこか浅草の臭いのする偽船乗りは、
手で大きくバッテンされたってさ、あたりめぇだよ(笑)
でもこういうのがもう個人レベルの機材でさ、プレスにしても、
おこずかい程度のお金で自分でCD作れるというのはさ、
ほんとなんでもアリな時代ですよな。
TPPどころじゃないね、とっくに音楽の世界は。
実はまだ店頭ではどこにも売ってなくて(今後も売らないのかもしれない)
ワタルくんに直接連絡するしかないんだけど、流石カリスマです。
もう50枚だか100枚くらいは売れたらしい。
全部で確か300枚くらいしか作ってないはず。
ということでリラックスするいいヒーリング音楽に興味ある人急げ!
http://ameblo.jp/homoeopathy-wk/entry-11085771757.html
に直接連絡してみて〜。
近くHPが出来て、そこで買えるようにするらしいよ。
つーても、それ作るのも俺なんだけど(笑)
ま、お金を実際に出して買うとなったらみんなレビューを聞きたいんだろうけど、
音については、なんつーても聞き流す音楽なもんだからさ、
音自体にアレコレ言うのはナンセンスなような気がする。
だけど、昨晩、晩ご飯の時にかけながら食べてたら、
「これ、いいけど、ごはんを食べているときに流すもんじゃないね」
という意見で、二人は一致いたしました(笑)
++++北海道PLAINJAPふるさと通信員++++