

札幌に帰る前に必ずチェックする映画館があって。
シアターキノっていう小さなところなんですけど、どういう所かっていうと
まぁ、THE CLASHのドキュメンタリーとかやるようなところっていうと、
一番わかりやすいかも。
そこの今上映中の映画に「INTO THE WILD」っていう作品を発見。
時間が余ったら見てみようと名前だけは覚えておきました。
ところが、実家に帰ると、両親に「このあいだ見た映画が良かったからあんたも見なさい」と言われ。
結局その映画がなんと「INTO THE WILD」だったんですが、
意外にも母親の方が興奮してて。
「お母さん、なんかわからないけど、ものすごく感動した」
これ非常にめずらしいことなんですわ。
母親はたとえば「北の国から」を「辛気臭くて大嫌い」という一言で評価するような人なので。
これは絶対見なきゃ。んで見ました。
僕の映画評なんてまったく価値ないので書きませんが、
独りで見に行ったのは正解でした。
どうして北を目指さなければならなかったのか?映画の主人公も。僕も。
自分の中では正しいことをしているつもりでも、
世間的には「マトモじゃない」と言われても仕方のないところに来てしまっているわけで。
マトモと言われたいわけじゃないんだけど、だんだん増してくこの距離は一体なんなんだと。。。
映画の主人公はある男に「おまえ、頭でっかちだぞ」と言われ。
僕は母親に「どうしてそんなになっちゃったの?」と言われ。
なんなの?この人との距離感。
意図せずできてしまったその隔たりに、自分は寂しさを感じるときもあります。
俺も頭でっかちなのかもな。そんで頭でっかちは結局損するかも。
というより、人も不幸にしてしまうかも。
帰りのバスの中で自分が140円しか持ってことに気づき焦りました。
だってバスの運賃は200円だったから。(こっちのバスは後払い)
++++DSK++++
posted by Admin at 06:28
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